合格率15%~18%の宅建に独学一発合格を果たしました。
宅建は資格学校に通って勉強する人も多いですが、市販の参考書を使って独学でも合格できます!
合格率の低さに怯えて、本当に独学で合格できるのかと不安でした。
たしかに気軽にチャレンジして取れる資格とは思いませんが、実際に凡人の私でも合格できたので、ちゃんとコツコツ勉強すれば合格できます!
・どのくらい勉強すればいいのか
・どんな風に勉強すればいいのか
という疑問が解決できるように、
・私の勉強時間
・おすすめ勉強法(使用した参考書・おすすめYouTube)
・無駄だった勉強法
などを紹介していきます!
これから宅建の勉強しようか迷っている人・独学でどう勉強すればいいのかわからない人の参考になるかと思います!
宅建とは
宅建は、「宅地建物取引士」のことです。
しかし宅建試験に合格してすぐに「宅地建物取引士」として働けるわけではありません。
②都道府県知事の登録を受ける
③知事から宅建士証の交付を受ける
以上の段階を経て、宅建士として名乗ることが出来ます。
登録や交付などの手続きも必要になりますが、合格すればその合格は一生有効です!
宅建の資格を取るメリット
私が考えるメリットは以下の通りです。
・資格手当が出るところが多い(5,000円~30,000円)
・普段の生活にも役立つ知識も増える
・継続して勉強できる人なんだなと思われる
宅建士にしか行えない業務があるため資格手当もでるところが多いです。
今すぐ資格を生かして働く予定がなくても、民法や税金のなどの知識が身に着くのもメリットだと思います。
あと私自身思ったのが、不動産関係でなくても履歴書の資格欄に「宅建合格」と記入しておくと、「お、宅建持ってるんだ」と反応されるので、少なからず良いイメージに貢献してくれていると思います(笑)
2024年宅建試験の日程&受験料
宅建は毎年10月の第3日曜日に実施されます。
そのため、例年通りであれば、2024年10月20日(日)実施だと思います。
・郵送:7月1日(月)~16日(火)
・インターネット:7月1日(月)~31日(水)
受験料
・8,200円
試験方法
・50問の筆記試験(四肢択一式)
私の勉強時間
約8か月間、1日平均約2時間勉強していました。
でも本腰を入れ始めたのは7月頃です。
受験料を支払ったことで、もう逃げられないと思いました(笑)
勉強した日の時間を記録していたので、表にまとめてみました。
8月からは毎日勉強していました。
平均を出すと約2時間となりましたが、5分だけの日などもたくさんあります。
夏以降はとりあえず忙しい日でも参考書やノートを開いたり、歯磨き中にYouTubeを流したりして、勉強を継続することを心掛けてました。
使用した参考書
私は「わかって合格る!」シリーズの以下の3種類を使用していました。
②わかって合格る!分野別過去問題集
③わかって合格る!過去問12年+
私は「わかって合格る」シリーズが気に入って使用していましたが、調べた感じ一番人気の参考書は「みんなが欲しかった!宅建士の教科書」シリーズかなと思います。
「みんなが欲しかった!宅建士の教科書」シリーズは、文字のフォントが手書きっぽくなっているのが個人的に合わなくてやめました。やめた理由はそれだけです。
正直どの参考書にしても、ちゃんと勉強すれば合格すると思います!
ただ、なんとなく自分との相性もあると思うので、私みたいに「手書き風フォントだとなんかモチベあがらない」などというこだわりのある方は、書店で実際に中身をパラパラと見てから購入するのをお勧めします(笑)
私の勉強法
私はシンプルに、参考書→過去問→参考書、、、の繰り返しを基本に勉強してました。
もう少し詳しく言うと、3月のまだ何にもわからない時期は、まず参考書を読んで「こんな感じのことを勉強していくのか~」となんとなく把握して、5月頃から過去問を解き始めました。
3月~5月 | 参考書を3周する |
5月~8月 | 参考書&過去問を繰り返す |
9月 | TACの全国一斉模試を受験 |
10月 | ひたすら過去問 |
ちなみに、権利関係→宅建業法→法令上の制限→税その他の順番で勉強していました。
おそらくこの順番で勉強を進める人が多いのではないかと思います。
ただ、権利関係はあまり深入りするのはよくないです!
一番難しいのが権利関係、得点源となるのが宅建業法だと思います。
権利関係は沼にはまるとどんどん沈んでいくので、完璧を目指さず、宅建業法などに力を入れるのがいいと思います。
お勧め勉強法
私が実際にしていて、これは効果があったなと感じた勉強法を紹介します!
付箋ノート
付箋に書いて置くと、覚えたら剥がせて達成感も得られるし、常に自分の理解不足な箇所がまとめられている状態になるので効率的です。
・毎回勉強のはじめに付箋に目を通す
・覚えたら剥がす(捨ててよい)
私はノートに貼っていましたが、勉強する机に貼っておくとか、必ず目にするところに貼っておくのもいいと思います。
わたしは受験当日もこの付箋を中心に復習していました。
大量記憶法
Youtubeの動画で知った棚田先生の大量記憶法です。
ざっくりいうと、忘れないように一定期間を開けて復習を繰り返していく方法です。
記憶に役立つだけでなく、大量記憶法の表を作って復習した日付けを記入することで自分が今どこまで進んでいるのか一目瞭然になるので、進捗管理にもとても役立ちました。
棚田先生の動画「棚田行政書士の不動産大学」で紹介されています。
あと棚田先生の動画は宅建の解説動画も豊富で、短めにまとめられている動画が多く、よく隙間時間に見ていました。
YouTube活用
・無料で見れる
・モチベ維持になる
独学は孤独との戦いでもあります、、、
私は参考書を読んでもよく理解できないところをすっきりさせたくて、宅建動画をYouTubeで見始めました。
いくつか有名どころの動画を見て、どれも「これ無料でみていいの?!」と思うくらい分かりやすくて感動しました。
理解を深めるのにも大いに役立ちましたし、何よりも「頑張っているのは私だけじゃない」と気持ちの支えにもなりました。
コメント欄もよくみて、「ああ、みんな勉強してる。私もやらなきゃ」とよく勝手に背中を押してもらってました(笑)
なので、モチベ維持のためにもYouTubeも活用して勉強することをお勧めします。
無駄に感じた勉強法
初期にやっていた「参考書3回繰り返し読む」です。
3月~5月にかけて参考書を3周読んだのですが、やたら時間がかかった上に覚えてもいませんでした。
ちなみに3回読んだ理由は、「何かそうするといいと聞いたから」という、ふわっとした理由です(笑)
参考書をみるとわかるのですが、かなりのボリュームがあります。
宅建の内容が大好きで「めっちゃ面白い!楽しい!」となって読める人は内容もスラスラ頭に入っていくのかもしれませんが、私には無理でした。眠くなっちゃう。
とりあえず内容を把握するのはいいと思うので、1周ざっと読むのはいいと思います!
そのあとは、すぐに過去問を解きながら復習していったほうがよかったなと反省してます。
まとめ
宅建は独学でもコツコツ勉強を継続できれば合格できます!
もちろん資格学校で勉強するのも全然ありだと思いますが、市販の参考書を使って頑張れば、かなり費用も抑えられます(笑)
1回頑張って合格してしまえば、もうその合格は一生有効なので、頑張る価値はあると思います!
この記事が少しでも参考になっていれば嬉しいです。
読んでいただきありがとうございました!
コメント