我が家のキッチンは、【リクシル】リシェルSIを採用し、タッチレス水栓(浄水器ビルトイン型)にしました。
初めてタッチレス水栓にしようか迷っている方はいろんな疑問があると思います。
・水が出しっぱなしになったりしない?
・水量の調節はできるの?
・反応が鈍かったりしない?
先に結論を簡単に言うと、
便利!水量も調節できる!水も出しっぱなしにならない!
3年近く使用していますが、一度も不具合なく快適に使えています。
個人的にはタッチレス水栓おすすめです。
この記事は、
・実際に使ったメリット&デメリットを知りたい人
の疑問がなくなるように書いていきたいと思います!
ちなみにリクシルは「ハンズフリー水栓」とありますが、「タッチレス水栓」という言い方のほうが浸透している気がするので、この記事では「タッチレス水栓」と書いていきます。
タッチレス水栓の機能&使い方
タッチレスで自動で水を出したり止めたり、また鍋に水をためる時などは水を出したままにもできます。
①手を蛇口の下にかざす → かざしている時だけ水が出る
②手を上部のセンサーにかざす → もう一度手をかざすまで水が出続ける
③水量&温度を調節したいとき → 台座部分のレバーで調整
④シャワーにしたいとき → 蛇口のつまみを動かす
上記のように、水を出す&止めるに関してはタッチレスですが、その他の調節の部分はタッチレスではありません。
手をかざしている時だけ水を出したいとき(お皿洗いのときなど)
AUTOボタンを押せば、蛇口の下に手をかざしている時だけ水が出て、手をずらせば自動で水が止まります。
お皿洗いのときや、野菜を洗う時などもいちいちレバーを触って水を出したり止めたりしなくていいので便利だな~と感じています。
水を連続で出したい(鍋に水をためる時など)
水栓の前面にあるセンサーに一度手をかざすと、手をずらしても水が出続けます。
その後もう一度手をかざすと水が止まるので、ずっと手をかざし続けなくても水を出し続けることができます。
ちなみに、10分間出しっぱなしになっていると自動で水が止まるようになっています。
うっかり水を出したままにして気づかず長時間放置してた、、なんてことにもならないので安心です。
タッチレスではない部分
水をだすことはタッチレスですが、それ以外についてはつまみやレバーを手で動かして操作することになります。
・水温の調節&お湯・水の切り替え
・シャワーへの切り替え
これらはタッチレスではありません。
ちなみに、浄水は水量や温度の切り替えはありません!
水量の調節&お湯・水の切り替え
台座部分にあるレバーを
・縦に動かす → 水量の調節
・横に動かす → お湯・水の切り替え
となります。
水量MAXだと結構な勢いなので、私はいつも中くらいにして使っています。
あとレバーを一番下まで下げれば、センサー反応中でも水を止めることが出来ます。
シャワーへ切り替え
水の出し方をストレート⇔シャワーに切り替えるときは、蛇口の先端にあるつまみを動かします。
このように水の調整まで100%タッチレスではありません。
洗い物中に頻繁に動かす部分ではないですし、個人的にはここがタッチレスではなくても気になっていません。
タッチレス水栓のメリット&デメリット
実際に3年近く使って感じたメリット&デメリットを書いていきます。
先にザックリいうと、
メリット
お皿洗いがしやすい、料理中の手をタッチレスで洗えて清潔
デメリット
フライパン(黒)はセンサーの反応が悪い時がある
な感じです!
個人的には、フライパンの反応がいまいちなときがあるものの、その他の場合は快適に使えているので、タッチレス水栓にしてよかったなと思っております。
メリット
個人的に感じたことですが、メリットは以下の通りです。
・肉や魚を触った手をタッチレスで洗えて衛生面でよい
・普通に水を出す動作がなくなって便利
節水&衛生!
使っていて、これが何より嬉しいです!
節水になっている「気がする」とついて申し訳ないですが笑、、、
実際に水道代がいくら安くなったのかよく分からない&劇的に安くなった!とまではいっていないので。
でもAUTOモードでお皿を洗うと、水切りかごへお皿を置いている短い間にも自動で水が止まるので、節水している気分になれます!笑
そして一番のメリットだと感じているのが、肉や魚などを触った手をレバーに触ることなく洗えること!
料理中は衛生面にも気を配らなきゃいけません(本当料理って大変。日々料理している人はもっと褒め称えられるべき)。
その衛生面の最大の敵が生肉だと個人的に考えています。
その生肉を触った手を直で洗える嬉しさと安心は大きいです。
あとはやっぱり、いろいろとやることが多い料理中に水が自動で出てくるだけでかなり便利になったと感じています。
野菜を洗う時も、ちょっと浄水のところに手をかざせば水がでるので、スイスイ洗えます。
こんな何でも自動になってしまって令和ってすごい、、開発してくれた人々もすごい、、とふと感慨にふけることがあります(タッチレス水栓は平成にもあったかもしれないけど)。
デメリット
デメリットはこんなところかなと思います。
・我が家の場合、AUTOモードでフライパンを洗おうとすると途中で止まるときがある
私の使い方が悪いだけかもしれませんが。
私はタッチレス水栓の後ろにまな板を置いていて、置くときに腕がセンサーにかかって水を出してしまう時があります。
あとは、我が家のシンクが黒なので、AUTOモードで黒っぽいフライパンを洗っていると途中で水が止まることがあり、ちょっと黒色に弱いのかな?と感じています。
ただコツを掴んできたのか、最近ではフライパンの洗い途中で水が止まることも少なくはなりました(センサーとフライパンの位置のベストがわかってきた気がする笑)。
それか、フライパンのときは連続で水が出るモードにして洗えば問題ないです。
とくにすごく不便!とは感じていないのですが、フライパンだけ引っかかったのでデメリットに入れておきました。
我が家のタッチレス水栓の詳細
我が家は、浄水器ビルトイン型のブラックです。
1本の水栓から水道水&浄水を出すことができます。
メーカーによっては、浄水専用でもう1本水栓を設置しないといけないところもあったので、1本でまとめられるリクシルは理想的でした。
家を建てる前、「ニョーンとカーブを描いているキッチンの水栓ってかっこいいなあ」と憧れていたので、とても気に入っています。笑
あとこのカーブのおかげで、まな板など大きいものを洗う時も水栓にぶつかることなく洗えて快適です。
シャワーの形
シャワーの形も各メーカーによって特徴が違います。
我が家のリクシルの水栓は、ひろびろシャワーです。
扇状に薄く広がり、広範囲を洗える形になっています。
・「スポット微細シャワー」という形状だったのが、改良されてこの「ひろびろシャワー」になった
・この改良により、食洗器に入れる前の予洗い時間が約36%削減された(2021発行のリクシルのカタログより)
私は以前のものは知らないので違いは判りませんが、このひろびろシャワーもなんの不便もなく使えています!
しっかり広範囲を流せるので、お皿洗いの時はもっぱらこのシャワーにして洗っています。
最後にシンクを流す時もササっとすすげるのでスムーズです。
掃除が楽な台座
地味に気に入っているのが、台座の形です。
ゆるやかに裾広がりになっているので、水栓の生え際を拭きやすいし汚れもたまりにくいです。
この裾広がりがなく、まっすぐ直角になっていると、汚れもひっかかりやすい&生え際まで拭きにくいということになってしまうと思います。
こういう細かな部分まで考えられていて、すごいな、、リクシル、、、と書いていて改めて思いました。笑
浄水取り換えお知らせ機能
浄水カートリッジの交換時期が近づくと、センサーのパネル部分にお知らせ表示が出てきます。
このお知らせ表示のおかげで、自分で覚えておかなくてもいいのでズボラな私はとても助かっています。
交換頻度
我が家の場合は、以下の条件で約1年に1回のペースで交換しています。
・夫婦2人暮らし
・カートリッジの種類:スタンダード
・1日の使用量:2ℓ~3ℓ以上使用(すごくざっくり)
ちなみに、カートリッジの種類は3種類あります(我が家の水栓タイプの場合)
・ハイグレード(浄軟水タイプ)
・スタンダード
・エコノミー
除去物質に関しては、ハイグレードとスタンダードで違いはありません。
エコノミーは80%物質除去の項目が他2つに比べて少なくなっています(法定表示物質はしっかり80%除去です)。
ハイグレードもスタンダードも値段は変わらないのですが、ハイグレードだと交換頻度が年2回くらいになりそうなので、我が家はスタンダードにしています。
あと私は軟水とか気にしたことなかったので、、、笑
なので水の味をコメントすることはできませんが、全然美味しく飲めています!
まとめ
私は最終的に決めるまで、普通の水栓でもいいかなと結構悩んだのですが、今はタッチレス水栓にして後悔はありません!
個人的な決め手は、「生肉を洗った手を直で洗える&お皿洗いしやすそう」という点でした。
料理中のストレスとなっていた上記の点が楽になったのは大きいです。
キッチンの水栓は毎日使うものなので、便利な機能にこだわっていいかと思います!
普通の水栓かタッチレス水栓かで悩んでいる方がいたら、後悔しないと思うのでタッチレス水栓をお勧めします。
この記事が少しでも参考になっていれば嬉しいです。
ありがとうございました!
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