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【注文住宅】キッチン背面のポイント5つ・我が家の減額&後悔ポイント

暮らし

我が家は注文住宅で家を建てました。

そのときに一番お金がかかって頭を悩ませたのがキッチンです、、!!

キッチンは正面のワークトップ側(コンロやシンクがある側)に意識が行きがちですが、背面も大事。

背面の収納や配置がしっかりしていないと、どんなにワークトップ側が充実していていも使いにくいキッチンになってしまいます

とはいえ、「何から考えればいいのかわからない!」となると思います。

私もそうでした。笑

もうワークトップやらシンクやらをどうするかで頭いっぱいなところを、必死に背面まで考えてキッチンを完成させました。

この記事では、

キッチン背面を設計する際に後悔しないためのポイント5つ
・我が家の減額ポイント
・我が家の後悔ポイント


を紹介していきます!

我が家のキッチンはリクシルのリシェルSIです。
我が家の実例と一緒に紹介しますが、どのメーカーでも共通して考えるポイントを挙げていきます。

キッチン背面ポイント5つ

キッチン背面を考える際、後悔しないために考えるべきポイントは以下の通りです。

これらをよく考えずに決めてしまうと、その後生活していて後悔する可能性大です!

細々したことも多いですが、しっかり考えていきましょう!

と、当時考えるのに疲れ果ててた私にも喝をいれたい。笑

ゴミ箱の位置

「うっかり忘れてたー!」という声を一番聞くのがゴミ箱の位置です。

最初から置き場所を決めておかないと、どこに置いても邪魔になるか目立つところに置くしかなくなって、かなり悲しいことになってしまいます。

ゴミ箱の数
大きさ
動線

をしっかり考えて決める必要があります。

・住んでいる地域によって分別も異なってくるので、引っ越し先の分別方法をよく調べる
・自分の家はどのくらいゴミが出ているか把握する(今後の生活変化で増える可能性はあるか?)
・どこに置いたら捨てやすいか考える

先に使うゴミ箱を決めてサイズを測っておくと安心です。

ゴミ箱を置く場所も、キッチンで作業中さっと捨てやすい位置・ダイニングからも遠すぎない位置がいいと思います。

我が家のゴミ箱

我が家のゴミ箱の位置はここです。

シンクの真後ろ、ダイニングからも近い位置にしました。

ゴミ箱を目立たせたくなかったので、扉をつけています。

いちいち開閉しなきゃいけなくて面倒かな?と心配でしたが、実際生活していて面倒には感じていません。

リクシルのキッチン背面ですでに引き出しにゴミ箱が付いているものもあったのですが、それだと小さすぎるし分別するには足りなかったので採用しませんでした。

ゴミ箱は無印を使っています。

ゴミ袋もかけやすくて使いやすいです。

カウンター・食器棚の奥行き

奥行きもよく考えるべきポイントです!

32cm
45cm
65cm

リクシルではこの3通りでしたが、一般的にもこのくらいの展開が多いです。

奥行き32cm

もっとも奥行きが狭めなので、省スペースにしたい人などに向いています。

・通路幅を広く確保できる

・収納できるスペースは減る
・オーブンレンジなど、家電のサイズによっては置けなくなる

奥行きがない分、もちろん置けるものも減ってきます。

なので個人的には、「料理が大好き!」「3人家族以上でよく料理をする」という人にはかなりギリギリだと思います。

オーブンレンジなどは32cm以上のものが多いので置くことが出来ません。

家電も置けるかサイズをよく確認する必要があります。

奥行き45cm

もっとも一般的な奥行きです。

家具屋さんにあるカップボードも奥行き45cmのものが多いと思います。

・収納スペースも取れ、奥行きが深すぎないので出し入れしやすい
・調理家電はほぼ問題なく置ける

・冷蔵庫のサイズによっては、冷蔵庫が飛び出すかも

45cmあれば、オーブンレンジなどの調理家電もほとんど問題なく置けると思います。

収納も奥行きが深すぎず浅すぎず、丁度よいとされるサイズです。

ただ、冷蔵庫のサイズには要注意です。

せっかくキッチンをすっきりさせても、冷蔵庫を並べて置いたら冷蔵庫だけ飛び出ちゃった!という後悔の声もよく聞きます。

冷蔵庫の奥行きは、

200~300ℓ以上(2人家族)
⇒奥行き約50cm~60cm以上

400ℓ以上(3~4人家族)
⇒奥行き約60cm~70cm以上

がざっくりですが目安になっています。

選ぶ冷蔵庫のサイズにもよりますが、2人家族以上の冷蔵庫だと、45cmカウンターの並びに冷蔵庫を置くと飛び出考えてよいでしょう

使用する冷蔵庫の奥行きも考慮して、配置を考えておきましょう。

奥行き65cm

・収納スペースはたっぷりある
・調理家電はほぼ問題なく置ける
・冷蔵庫も飛び出してしまうことはほぼない

・奥行きがありすぎて、奥のものが取り出しにくい
・カップボードの高さも高くなる場合がある
・スペースに余裕がないと、通路幅が狭くなる

奥行き65cmになると、気に入った調理家電が置けない!ということはほぼないと思います。

奥行き60cm以上の冷蔵庫を置くことを考えた場合、カウンターとの奥行きの差も縮まり目立たなくなります。

ただ、収納スペースは確保できても奥のものが取り出しにくくなってしまうかもしれません。

収納した全てのお皿の取り出しやすさ&しまいやすさで考えると、45cmのほうに軍配が上がると思います。

我が家の奥行き

我が家は65cmの奥行きにしました!

ちなみに、64cmにしたことで、カップボードのカウンターの高さも上がっています。

決め手は、「冷蔵庫だけ飛び出すのは気になる!」という夫の希望です。

オーブンレンジやトーストなどは余裕で置けています。

置いても手前にスペースが残るので、キッチンで作業中にちょっと物を置けたりして便利です。

ただ食器棚に関しては、奥にしまったお皿などは取り出しにくいなあと思います。

自分と同じ目線の高さの棚に置いたお皿はそうでもないですが、、、

下段の方にタッパー類を収納しているのですが、奥に追いやられたタッパーは取り出しにくいのもあって、放置状態です。

ただ、さらに下段は引き出しタイプになっているので、奥まで活用できています!

現在夫婦2人暮らしだが、余るくらいの収納スペース◎

お皿がたくさんあってとにかく収納スペースを確保したい!という方には65cmはお勧めです。

冷蔵庫の奥行きとは合わなくてもいいから、お皿を取り出しやすいほうがいい!という方は45cmがいいと思います。

コンセントの数・位置

コンセントは後から気軽に増やすことが出来ないので慎重に決める必要があります。

当時の私はコンセントの数まで考えるのが嫌になってきていました、、笑
ほんとに考えることたくさん。
頑張りましょう。泣

また、コンセントも増やし放題ではなく、1か所増えるごとに数千円かかってくるので(メーカーによってことなります)、闇雲にたくさん付けるのもお金がもったいないです。

現在使っている家電の数ぴったりの数より、もしかしたら家電が増えるかもしれないので、プラスで2カ所くらいつけて置くといいと思います。

ほぼ必須の家電
・電子レンジ
・トースター
・電気ケトル
・炊飯器
・冷蔵庫

プラスの家電
・コーヒーメーカー
・自動調理器
・ブレンダー

上記の家電が全部あれば、最低7口+冷蔵庫用はコンセントが必要です。

あとは家電を置く位置を考えて、コンセントを配置していきます。

我が家のコンセント事情

我が家のコンセントは10口+冷蔵庫用1か所です。

カウンター上に6口あります。

カウンターの傷が目立つ、、、泣 これから家建てる方は透明シートとか敷くのをお勧めします

リクシルのカップボードについてきたコンセントが2口です。

ですが、ここはまったく使っていません。笑

リクシルとしては、ここに炊飯器を置く想定になっているので、コンセントが付いているようです。

(かごの目隠しにしているタオルをもっとおしゃれにしたい、、、)

あとは壁際の足元に一カ所付けてもらいました。

冬場など床が冷える時は、ここにミニヒーターを置けるので付けて良かったです!

タオル掛け

キッチンに必須なタオルをかける場所も忘れがちです。

あまりにシンクから離れたところにしか掛ける場所がなくなってしまった!となるとかなり不便です。

個人的に収納の取っ手をひっかけられるタイプにすると、後からタオル掛けなどを買わなくて済むようになるのでいいかなと思います。

我が家のタオル掛け

我が家はシンクの背面にかけています。

一番ベストな場所は、シンクの下だと思いますが、そこにかけると引き出しとタオルが干渉してしまうので止めました。

最初からタオルを掛けられるように、取っ手のデザインを選びました。

勝手口はいるか?

昔の戸建住宅にはほぼ勝手口がありますが、最近は勝手口をつけない家も増えて来たようです。

・一時的に外に生ごみなどを置ける
・外から直でキッチンに行ける
・家庭菜園などをしていたら、アクセスが便利
・採光・換気が増える

・費用がかかる
・戸締りの場所が増えて、防犯面でマイナス

生活動線をよく考えて、勝手口は必要かどうか考えましょう。

例えば、駐車場からすぐ近くの場所に勝手口があれば、たくさん買い物をしたときに荷物をすぐにキッチンに置けるので便利だと思います。

キッチン⇔外に移動が多い場合は勝手口があったほうがいいかもしれません。

でも特に移動がない場合は、つける必要がないでしょう。

意味ない出入口が増えて、戸締りする箇所も増えますし、無駄に費用がかかっただけになってしまいます。

昔はキッチンのことを「お勝手」と呼んでいたので、お勝手の出入口→「勝手口」になったそうです。

我が家の場合

我が家は、勝手口、、、

つけました!

活用しているかは、正直微妙なところです、、、笑

付けた理由は、

ベランダで家庭菜園をする予定だったから(我が家は2階リビングです)
換気目的

主にこの2点です。

実際に家庭菜園を楽しんでいますが、ダイニング側の掃き出し窓の方が出入りしやすいので、あまり勝手口は活用していません。

月1回、出るか出ないかでしょうか。

換気に関しても、別にほかの部分で換気は十分にできているので、たま~~~に気が向いたら開けるくらいです。

とってにザルを引っかけたり、ドア前に洗ったプラごみ等の一時置き場が出来たのはよかったです(勝手口あまり関係ないか、、、)

上の方につっかえ棒をわたして、布巾とか干せるようにしようかな~と考え中です。

我が家のキッチン背面減額ポイント3カ所

我が家はリシェルSIのキッチンを選んで、ワークトップ等にかなりお金をかけてしまったので、他の箇所はなるべく金額を抑えねば!!と思っていました。

【リシェルSI】の特徴4点と2年使用した正直な感想
リクシルのハイグレードキッチンであるリシェルSIを2年間ほぼ毎日使用しました。リシェルSIは他のキッチンと何が違うのか、特徴4点を紹介します。さらに、良かった所&イマイチだった所を実際に使用し続けた感想と一緒に紹介します。

そこで減額のためにしたのが以下の3つです。

①カップボードのカウンターを安いものにする
②炊飯器のための蒸気排出機能なし
③吊戸棚なし

①カップボードのカウンター

カウンターの天面を、正面ワークトップのセラミックカウンターと合わせず、ランクを下げました。

見た目にこだわれば、キッチン正面と背面で同じ色・素材にした方が統一感が出るしキマるとは思うのですが、何せ高くなる、、、涙

どのデザインにするか悩みまくった末、ダークウッドのカラーにしました。

リクシルでいうと、「クリエダーク」という木目柄のメラミンカウンターです。

正面のワークトップとは揃えませんでしたが、浮くことなく馴染んでいると思います。

たまに同じリシェルSIで、正面も背面もセラミックにしているお宅のブログとか画像を見ると、すごいなあ、、!!と感嘆しています。笑

②蒸気排出機能なし

炊飯器を置くと想定されている位置に、炊飯器から出る水蒸気を吸収してくれる機能も付いていましたが、外してもらいました。

代わりに炊飯器を水蒸気が気にならないカウンター上に移動させています。

③吊戸棚なし

我が家は吊戸棚は無しにしました!

合ったほうが、将来ものが増えても安心ではありますが、無いままの収納スペースでも問題ないと判断しました。

見た目もスッキリして、無くしてよかったなと思っています。

我が家のキッチン背面で後悔しているところ

・窓の位置をミスった
・通路幅が狭い

この2点をイマイチだったなーと思っています。

①窓の位置について

我が家のキッチンは西側に位置しています。

反対側の東側にも窓があるので、そこと合わせて換気をしたい!という夫の希望もあり、横長の窓を付けました。

私もキッチンが明るくなるのはいいな~と思っていたのですが、、、

この位置、私の身長では開け閉めできない、、、!!

夫もあまり開けてません。笑

開け閉めのないFIX窓にするか、無しにして棚をつけておしゃれな雑貨とか飾れるようにしてもよかったかもと思っています。

②通路幅が狭い

我が家のキッチンの通路幅は96cmです。

大人2人で立つと、あまり余裕あるスペースとは言えないな~と思います。

キッチンは基本1人しか立たない!という場合は問題ないと思いますが、2人以上で立つことも多いという方は幅広めにとったほうがいいでしょう。

2人以上の場合は100cm~120cmで考えていた方が余裕があるようです。

夫の実家が通路幅120cmあるのですが、全然違います。
お義母さん・私・夫の3人でキッチンに行っても余裕あっていいな~と思います!

まとめ

キッチン背面も決めることがたくさんあって大変です。

理想のキッチンを目指して頑張って考えれば、その後には素敵な生活が待っています!

私も色々悩んで決めましたが、お気に入りのキッチンになりました。

この記事が少しでも参考になっていれば幸いです。

読んでいただき、ありがとうございました!

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