私は注文住宅で2階リビングの家を建て、実際に住んで2年以上経過しました。
これまでに感じた2階リビングのメリット&デメリットを紹介します。
- これから家を建てようと考えている人
- 2階リビングが気になっているが、暮らし心地が心配な人
- 実際に2階リビングに住んだ人の感想を知りたい人
以上の方たちの参考になると思います!
ちなみに私は、2階リビングにしてよかったなと満足しています!
我が家が2階リビングを選択した理由
2階リビングにした理由は、ずばり「広くて開放的なリビングにしたかった」からです!
我が家は2階リビングにした結果、
- 延床33坪でLDK22畳
- 勾配天井で開放的なリビング
を実現することができました!
我が家は延床33坪。決して大きな家ではありません。
それでもリビングは20畳以上欲しいという我儘がありました。
間取りを考えてきたとき、初めは当たり前のように1階リビングで考えていたのですが、どうしても18畳くらいになってしまう。
なんなら吹き抜けにしてより開放的にしたいけど、そうすると2階の部屋をつぶすことになるし、、、
と、ウンウン悩んでいた時、ふと2階リビングで間取りを考えてみたら上手くはまりました!
そのまま2階リビング中心で間取りを完成させていきました。
以下にメリット&デメリットを書いていきますが、リビングの「広さ・開放感」を求めているかたには2階リビングを一度検討してみるのもおススメです!
2階リビングのメリット
2階リビングのメリットを実際に2年住んで感じたことも合わせて紹介します!
勾配天井にできる
2階リビングにすれば、屋根の形にそった天井にして勾配天井にすることができます!
勾配天井にすると、
- 天井が高くなるので、かなり解放感がありリビングもより広く見せることができる
- 天井の梁をそのまま見せれば、一気におしゃれ度があがる
- 吹き抜けと違い、天井を高くしても他の部屋の間取りに影響しない
(3階建ての2階リビングだと話は違いますが)
といったメリットがあります。
特に梁を見せるのはおすすめです。
私もとても気に入っていて、家に来た人もみんな褒めてくれて嬉しいです。
勾配天井にしなければ、この梁の下に天井が来ることになるので、だいぶ印象が変わるだろうなと思います。
リビングの広さを確保しやすい
我が家は、延床33坪でLDK22畳です。
33坪でLDK20畳以上確保できるのはかなり上出来だと思います!
2階リビングだとLDKの広さを確保しやすい理由は、
我が家は、
- 家族があつまるリビングは広くしたい!
- 個室や寝るだけの寝室は狭くてもいい
という考えだったので、LDKを2階に&各個室を1階にしました。
結果、1階リビングで考えていた時は18畳だったので、+4畳も広いLDKにすることができました!
外からの目が気にならない
2階になるため、家の外からリビングの様子が見えにくくなります。
お隣さんとの距離が近かったり、家のリビングの窓に面して道路があったりすると、結構外から家の中が見えやすくなり気になってしまうこともあると思います。
実際、私の家も1階リビングだったら結構気になってしまっていただろうなって思いました。
外からリビングが見えてしまうかもって気になるのは結構なストレスになると思います。
私は今、2階リビングにしたおかげで外からリビングは全然見えないので、カーテン全開で思いっきりストレッチなどを気持ちよくできます!
なので、家の立地を見て、外からリビングが見えてしまうかもという方には、2階リビングを検討してみるのもありだと思います!
耐震性が上がる
2階リビングにして、個室を1階に配置すれば1階に柱が増えるので耐震性が上がります!
単純に2階に柱が多いよりも、1階に柱が多いほうが揺れには強いです。
耐震性のために、リビングに柱を何本も付け足すのは見た目的にもイマイチだし生活もしにくくなるので現実的ではないと思います。
でも、
→1階には部屋を仕切る柱が必然的に増える
→家を支える柱が増える
という流れで、とくに特別なことをしなくてもより地震に強い家にすることができます。
日本はやっぱり地震が多いので、耐震性が上がるのは嬉しいメリットだなと思います!
日当たりが良い
2階リビングだと、空が近くなるため日当たりがよいです!
自然光がたくさん入るので、陽が落ちるまでリビングの電気をつけなくても問題ないくらいです。
夏場は暑くなりやすいですが、冬場も日中は日あたりが良いおかげでだいぶ暖かく感じます。
我が家も日当たりがいい上に先に述べたように外からの目も気にならないので、朝カーテンを開けて外の光を取り込みながら、気持ちよく朝ごはんを食べることができます。
住むにあたって、日当たりは本当に重要だと思います!
1階だと日当たりが悪くなりそうな方や、より多くの光を取り入れたい方は2階リビングも一度候補にしてみるといいかもしれません。
2階リビングのデメリット
2階リビングにはメリットだけでなくデメリットもあります。
デメリットも実際住んで感じたことを含めて紹介していきます。
追加でお金がかかる場合がある
我が家の場合ですが、合計約18万程追加料金がかかりました。
- キッチン(水道)を2階にあげる→8万
- 勾配天井→5万
- 見せる梁をきれいな木に変更→5万
上記はあくまで我が家の場合です。
ここら辺の料金はお願いする会社によって色々だと思うので要確認です。
恐らく一切追加料金がかからずに2階リビングにすることは余りないのではないかと思います。
我が家のように万単位でプラスになることもあるので、金銭面ではデメリットとなります。
大物家具・家電の搬入が大変
2階になるので、重い家具・家電を運ぶのが大変!
最終手段は、業者さんに窓から吊るして搬入してもらう!
となり、私が2階リビングにして一番大変だったなと思ったのはここです。
我が家は、ダイニングテーブル・ソファ・冷蔵庫に苦労しました。
ちなみに我が家の場合は、
ダイニングテーブル・ソファ
→組み立て前の状態を必死に2階に運ぶ(超大変です)
冷蔵庫
→階段の幅などからして無理なので、窓から吊るして搬入してもらう(3万円かかりました)
と、なりました。
家具も家電も引っ越し当初だけ頑張ればいいのですが、重い家具のパーツをもって運ぶのは本当に大変でした。
冷蔵庫の用に、吊るしてもらうほか家の中に運ぶ術がないこともあります。
吊るすのもお店に断られたら、欲しくても諦めるしかない場合もあるかもしれません。
以上のように、1階リビングに比べると、家具・家電の搬入が大変なのはデメリットだと思います。
階段の昇り降りが増える
やはり2階にリビングが来る以上、1階リビングに比べて階段の昇り降りは増えると思います。
私自身は普段は面倒に感じませんが、買い物帰りで食料品を大量に2階に運ばなきゃいけないときは大変に感じます、、、
あとは荷物の受け取りなども玄関まで急いで降りなきゃいけないです。
そのため、家ではなるべく階段を利用したくない人にとって2階リビングは向いてないかもしれません。
まとめ
2階リビングのメリット&デメリットを紹介しました!
私は2階リビングにとっても満足していますが、一人ひとり何を一番優先するかで間取りも変わってくルと思います。
個人的には、
2階リビングがお勧めな人
・リビングをなるべく広く、日当たりを最高にしたい
1階リビングがお勧めな人
・家のなかでの移動を最小限にとどめたい人
かな、と思います!
この記事が「2階リビングって実際どうなんだろう」と気になっている人の参考に少しでもなっていたら嬉しいです。
読んでいただき、ありがとうございました!
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